ASEAN・南アジア地域における道路公共交通に関する研究調査

  • 総合交通、幹線交通、都市交通

研究期間:2024 -

高木 晋 竹下 博之

研究概要

 ASEAN・南アジア地域の大都市では、路線バス、BRT、DRT、インフォーマル交通、モビリティプラットフォーム等の多様な道路公共交通が都市内移動を支えている。一方で、各交通手段は個別に運行・管理されており、接続、運賃・決済、情報提供等の統合が十分でないことも課題として明らかとなっている。そこで、道路公共交通を支える制度・政策・技術を比較し、同地域における道路公共交通の特徴や課題、政策的示唆を明らかにすることを目的に研究を行っている。
 これまでの調査では、クアラルンプール(マレーシア)とジャカルタ(インドネシア)を対象として、両都市における道路公共交通には多くの共通点がある一方でその統合手法には大きな違いがあることを明らかにし、4月に開催した「第2回AIROレポート」にて報告した。
 本年度は、乗合のインフォーマル交通手段が無いベトナムの2大都市であるハノイ及びホーチミンシティを対象とし、首都と最大都市の違いやその背景、課題について比較を行う。また、本年6月にチュラロンコン大学交通研究所と共催した「第1回日タイ地域公共交通ワークショップ」の成果を踏まえ、対象を大都市だけではなく地方部へ拡張する。本年度は、タイの地方部を対象とし、その現状及び課題の把握に取り組む。


関連調査研究:ASEAN・南アジア地域におけるBRTに関する研究調査


<研究員>
高木晋、竹下博之



研究活動

2026/06/19  第1回日タイ地域公共交通ワークショップ
         ~地方における地域公共交通サービスの持続可能性~

2026/04/22  運輸総合研究所 アセアン・インド地域事務所 研究報告会
         第2回 AIROレポート
         <報告>ASEANの大都市における道路公共交通の統合形態に関する比較研究 ―クアラルンプールとジャカルタを対象に―

2025/04/17  運輸総合研究所 アセアン・インド地域事務所 研究報告会
         第1回 AIROレポート
         <報告>バンコク、マニラ、デリーにおける道路公共交通・モビリティプラットフォームに関する調査