地域観光産業の基盤強化・事業革新に関する提言
(2023年(令和5年)7月)に基づく
「地域観光産業の重要性の見える化等に関する検討委員会」
- 観光
研究期間:2023 -
研究概要
観光産業は、長期的成長の見込める日本経済を支えるリーディング産業で、基幹産業たりうる産業であるにもかかわらず、労働生産性が低く、賃金水準も低いため一貫して人手不足の状況である。このような観光産業を持続可能な成長産業とし、基幹産業とするためには高生産性で高所得産業とするための取組が必要である。このため、経営の新陳代謝をはじめとする地域内経済の好循環を生み出す資源の最適配分や地域観光産業の高付加価値化の実現等による高生産性化のための方策の具体的な取組等について、提言を取りまとめたところである。
この提言において、地域観光産業の地域価値や地域経済への貢献の見える化や、生産性向上の取組みの根拠となる観光産業における付加価値について、その創出構造及びその分布構造の見える化を図るとともに、観光産業が我が国の基幹産業たりうることについての見える化や啓発的取組みが必要であるとしたところ、このための調査研究を進め、さらなる提言を行う。
研究活動
2024/1/18 検討委員会<第1回>を開催いたしました。
【議事次第】
1.開会
2.運輸総合研究所会長 挨拶
3.委員紹介
4.議事
(1) 調査研究の趣旨・概要等(ご議論頂きたい事項を含む。)
(2) 地域観光産業の付加価値の見える化
●地域観光産業における現状
●地域で「起きていること」の仮説(全体商流・投資フレームによる紐解き)
●今後の調査の進め方
(3) 地域観光産業における事例
●各地域のKPI 事例
●京都の観光地経営における成果指標について
(4) 地域観光産業の地域価値や地域貢献における見える化
●地域として取り組むべきこと
●KPI の設定例
●今後の調査の進め方
5.その他
6.閉会
【委員名簿】
【議事要旨】