経済安全保障のためのシーレーンの安全確保と
サプライチェーンの強靭化シンポジウム2024

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運輸総合研究所ワシントン国際問題研究所・
ジョンズホプキンズ大学SAISライシャワー東アジア研究センター 共催

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2024/10/18(金)4:00~7:00(日本時間) 2024/10/17(木)15:00~18:00(現地時間)
会場・開催形式 米国ワシントンD.C. Johns Hopkins SAIS 及びオンライン配信
※シンポジウムの様子については、事前申込を頂いた方向けに先行録画配信も行う予定です。
言語:日英同時通訳
テーマ・
プログラム
【歓迎挨拶】
 ケント・カルダー ジョンズホプキンス大学 高等国際問題研究大学院 
          ライシャワー東アジア研究センター長

【開会挨拶】
 宿利 正史 運輸総合研究所/ワシントン国際問題研究所 会長

【来賓挨拶】
 山田 重夫 米国駐箚日本国特命全権大使

【基調講演①】
 アン・フィリップス 米運輸省連邦海事局長

【基調講演②】
 寺田 吉道 国土交通省国土交通審議官(国際担当)

【パネルディスカッション①】
 「昨今のシーレーンを巡る安全保障情勢及び海洋の安全確保と秩序維持」
  ・石井 昌平 前海上保安庁長官、国土交通省参与
  ・米国沿岸警備隊長官級
  ・モデレーター:ジェフリー・F・グレッシュ 米国国防大学教授

【パネルディスカッション②】
 「海事産業におけるサプライチェーン確保の課題と対策」
  ・林 光一郎 日本郵船株式会社 調査グループ長
  ・ヘンリー・ヌズム Waterman Logistics社長 
  ・アン・フィリップス 米国運輸省連邦海事局長
  ・寺田 吉道 国土交通省国土交通審議官(国際担当)
  ・モデレーター:ジェフリー・F・グレッシュ 米国国防大学教授

【全体総括】

※詳細(英語)についてはこちらをご参照ください。

開催概要

近年、経済のグローバル化が進展し、各国の経済活動はシーレーンへの依存度を高めている一方で、南シナ海・東シナ海における一部の国家による拡張的な海洋権益主張や、ロシア・ウクライナ戦争による黒海の戦闘地域化、紅海での非国家主体による民間船舶襲撃など、シーレーンの安全に対する様々なリスクが顕在化しています。四方を海に囲まれた日本は、エネルギー、鉱物資源、食料などの主要な物資の貿易をほぼ100%国際海上輸送に依存しており、海運業は基幹インフラとして重要視されています。米国も同様に、海運業の経済安全保障が強化されています。このように、日米両国は、シーレーンの安全確保を国家の生存に不可欠な要素と認識し、豪州、インド、欧州、韓国などの同志国と連携し、東南アジアや大洋州の島嶼国への能力向上支援や共同訓練を通じてシーレーンの安定を追求し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた努力を続けています。本シンポジウムでは、日米首脳会談やG7交通大臣会合の成果を踏まえ、日米両国や海事・海上保安当局、産業界が直面する課題を明らかにし、シーレーンの安全確保とサプライチェーン強靭化に向けた取り組みについて、産官学の有識者を招いて講演・議論を行います。



主なSDGs関連項目