ATRS(国際航空輸送学会)世界大会・神戸開催
記念セミナー
~世界の航空業界における課題と展望~

  • その他シンポジウム等

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2023/6/29(木)14:00~17:00
会場・開催形式 ベルサール御成門タワー3階ホール (及びオンライン配信(Zoomウェビナー)※日英同時通訳)
テーマ・
プログラム
【開会挨拶】
宿利 正史  運輸総合研究所会長

【来賓挨拶】
久保田雅晴  国土交通省航空局長

【基調講演】
「COVID-19によって変わる世界の航空業界の展望(仮)」
Tae H. Oum  ATRS創立会長、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授

【報告】
「運輸総合研究所の関連調査研究『日本の航空分野のCО2削減方策』などの結果」
藤﨑 耕一  運輸総合研究所主席研究員・研究統括

【パネルディスカッション】
 パネリスト:Tae H.Oum    ATRS創立会長、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授
       Martin Dresner  ATRS前会長、メリーランド大学教授
       Anming Zhang   ATRS会長、ブリティッシュ・コロンビア大学教授
       大橋  弘    東京大学副学長
       花岡 伸也    東京工業大学環境・社会理工学院融合理工学系教授
モデレーター:山内 弘隆    運輸総合研究所所長

【閉会挨拶】
海谷 厚志  運輸総合研究所主席研究員・事務局長

開催概要

 71日から神戸で開催されるATRS世界大会では、COVID-19により甚大な影響を受けてきた航空業界の再生方策、航空分野におけるカーボンニュートラルの実現方策等、航空業界が直面する喫緊の課題が議論される見込みです。そこで、この機会を捉え、Tae H. Oum創立会長をはじめATRSの歴代会長をお招きし、我が国の専門家の参加も得て、COVID-19の影響に対し航空産業界が抱える課題と対応、航空産業における事業者間連携や勢力圏の変化の中期的展望について、並行して行うべき脱炭素化への対応も意識しながら、議論を行います。
 議論の中では、コロナ後における航空事業者間の今後の競争の見通し、LCCFSCの関係、欧州の航空事業者とアジア市場の関係、アジアの航空事業者とアジア市場内部の関係、関連政策の課題と期待、同時に考慮すべき脱炭素化が航空事業者間の競争や勢力地図に与える影響、といった諸点にも着目します。