旅を通じた個人の経験価値の分析等に関する研究調査
- 観光
研究期間:2026 -
研究概要
観光政策の重要な要素である旅行者(顧客)の視点に着目し、マーケティング・プロモーションにおける顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)及び顧客行動(カスタマージャーニー)を応用し、旅を通じた個人の経験価値を重視しリピーターにつながる観光地のデザイン手法を提言する。
顧客体験に関する国内外の先行研究・文献を踏まえ、先進的なサービス製品に顧客が感じる心理的・感情的価値(安らぎ、知的好奇心やライフスタイルの向上等)を基に、旅が持つ「発見」「感動」等の体験価値を分析した。さらに、カスタマージャーニーに即し、①旅マエ(地域のヒトを主役とした旅ストーリーを知的好奇心層へ発信)、②旅ナカ(コト体験による発見・感動)、③旅アト(地域の物語を感じる土産モノ購入)といったヒト・コト・モノの体験価値が段階的に連続する地域観光消費のタッチポイントの設計と、体験価値を顧客に伝達する無形・有形の観光地デザイン手法(地域異業種連携の場づくり等(無形)、旅ストーリーの制作・発信(有形))について仮説を立てた。今後、DMO 関係者等の協力を得て地域ケーススタディで検証する。
<研究員>
榎本 通也


