都市鉄道の整備手法の再構築についての研究
- 鉄道・TOD
研究期間:2010 - 2012
目的
本研究では、これからの都市鉄道が抱える問題の解決に向け、都市鉄道等利便増進法の積極的な活用ならびに新たな整備手法についての研究を行う。
背景
都市鉄道ネットワークは、これまで国による様々な整備手法により、2000年頃までにほぼ概成したと言われる状況になり、三大都市圏における通勤混雑の問題も一定の解決が図られてきた。
一方で、2000年以降、都市鉄道整備の課題としては、これまでの 「量的整備(輸送力増強)」に加え、「質的整備(利便性向上)」の重要性も指摘されるようになり、また、都市機能の再編等の変化によって生じる新たな問題も発生している。
このような中、2000年には都市鉄道等利便増進法が制定された。
本研究では、現在の都市鉄道が抱える政策課題の解決に向けて、都市鉄道等利便増進法の活用促進ならびに新たな整備手法についての研究を行う。
研究概要
1 2000年までの都市鉄道の主な整備内容と整備手法
2 現在の都市鉄道の抱える政策課題
3 現在の整備手法と検討すべき課題
4 都市鉄道等利便増進法の概要と適用事例
5 同法の利用促進に向けた考察6 政策提言と今後の課題
講演・発表
運輸総合研究所での発表
発表年月 | 講演イベント名 | テーマ |
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2011.07 | 研究報告会 | 「第29回 運輸政策研究所 研究報告会」 |
査読付き論文
研究テーマ | 著者 | 掲載書籍 |
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都市鉄道の整備手法の活用促進方策についての研究-都市鉄道等利便増進法に着目して- | 横田 茂 | 運輸政策研究,Vol.15 No.3 2012 |