『平成期の交通運輸・観光政策』を9月30日に発刊(2026年9月10日)


運輸総合研究所 編 『平成期の交通運輸・観光政策』を2026年9月30日に発売!

政策立案者、研究者、企業経営層から企画部門の実務者まで必携!
第一級の研究者21人が政策を検証・評価し、次代への展望・課題を提示



ポイント

◆運輸総合研究所は、交通運輸・観光分野を専門とする21人の研究者の協力を得て、平成期31年間の同分野の政策を17のテーマ別に整理し、残された課題や新たに生じている課題について客観的に検証を行った成果を、書籍として発刊します。

◆平成期には、日本の経済・社会が構造的な変化とグローバル化に直面する中で、次々と出現する深刻な課題に対応する政策が絶え間なく打ち出されました。国鉄改革後の新たな鉄道政策、運輸事業規制の全面的緩和、国際航空ネットワークの充実、観光立国に向けたインバウンド政策、海上保安体制の強化など、枚挙に暇がありません。

◆本書は、平成期の政策の背景や展開を振返って整理し、その評価や今後の課題・展望を示すことにより、現代に生じている困難な課題を解決するために行う政策立案・遂行や政策研究、事業戦略策定の一助となることを目指しました。
プレスリリース(PDF)

2026年9月10日(木)より、Amazon・全国の書店で予約受付を開始しました!

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書籍案内(PDF)

概要

 一般財団法人運輸総合研究所(会長:宿利 正史、事務所:東京都港区)は、2023年度より日本財団の助成事業として実施した「平成期における我が国の交通運輸・観光政策に関する調査研究」の成果を取りまとめた新刊『平成期の交通運輸・観光政策』を、2026年9月30日(水)に発売します。
 本書は、交通モードを横断する政策的視点に着目した17の大括りの政策テーマを設定した後、各テーマを専門とする第一級の研究者の協力を得て、令和期の現在における視点から、その背景、政策展開の概説、政策の評価、今後の課題・展望等について執筆していただいたものです。その上で、当研究所における編集の一環として、内容についての議論や、当時の関係者等からの情報提供を踏まえて内容を補完し、さらに各執筆者による見直しを経て、本書全体の完成に至りました。


『平成期の交通運輸・観光政策』

 編者   一般財団法人運輸総合研究所
 出版社  時事通信社
 体裁   A4判・464頁
 定価   4,950円(税込)
 発売日  2026年9月30日(水)
 ISBN  9784788720930

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執筆者一覧

はじめに
  宿利 正史 運輸総合研究所会長
序章  平成期社会経済の背景と交通運輸・観光政策
  杉山 武彦 一橋大学名誉教授
第1章 国鉄改革
  竹内 健蔵 東京女子大学現代教養学部経済経営学科教授
第2章 行政改革と国有企業等民営化
  太田 和博 専修大学商学部・大学院商学研究科教授
第3章 規制緩和と産業政策
  山内 弘隆 一橋大学名誉教授 / 藤﨑 耕一 運輸総合研究所主席研究員・研究統括
第4章 消費者
  大井 尚司 大分大学経済学部門教授
第5章 インフラ整備
  屋井 鉄雄 東京科学大学特任教授・名誉教授
第6章 国際
  加藤 浩徳 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授
第7章 幹線交通
  岩倉 成志 芝浦工業大学工学部土木工学課程教授
第8章 地域交通
  寺田 一薫 福島学院大学マネジメント学部地域マネジメント学科教授
第9章 物流
  根本 敏則 敬愛大学情報マネジメント学部情報マネジメント学科特任教授
第10章 海事・海洋
  河野真理子 早稲田大学法学学術院教授
第11章 観光
  廻  洋子 敬愛大学情報マネジメント学部情報マネジメント学科特任教授
第12章 安全
  安部 誠治 関西大学名誉教授
第13章 防災
  奥村  誠 東北大学災害科学国際研究所教授
第14章 危機管理
  藤﨑 耕一 運輸総合研究所主席研究員・研究統括
第15章 気象
 第1節 大気・海洋

  新野  宏 東京大学名誉教授
 第2節 地震
  平田  直 東京大学名誉教授
 第3節 火山
  藤井 敏嗣 東京大学名誉教授
第16章 環境
  大聖 泰弘 早稲田大学名誉教授
第17章 技術開発・イノベーション
  石田 東生 筑波大学名誉教授
終章   平成期を踏まえた将来の交通・観光のあり方
  森地  茂 東京工業大学名誉教授・東京大学名誉教授・政策研究大学院大学名誉教授


発刊にあたり 運輸総合研究所 宿利正史会長(元国土交通事務次官)のコメント
―本書「はじめに」より一部抜粋

 令和期の現時点から、平成期において実施されてきた日本の交通運輸・観光政策を振返って整理して、上手くいった政策はもちろん、上手くいかなかった政策についても、そして、今日においてどのような課題が残り、あるいは将来に向けて新たにどのような課題が出現しているかについても、客観的な立場から検証することが、日本において今後の政策立案・遂行や政策研究等に取り組む上で極めて重要であると考えている。

   ・・・(中略)・・・

 私にとっては、平成期の4分の3は、私が職責上大なり小なり何らかの関わりを持った忘れ難い時代である。と同時に、昨今の交通運輸・観光行政が直面する困難な諸課題を前にするとき、現役の行政官当時もっとやっておくべきことがあったのではないかという思いにかられることがあるのは、果たして私だけであろうか。「平成期における日本の交通運輸・観光政策」の実体とその本質が、しっかりと整理・検証されることを通じて、今後の交通運輸・観光政策の立案やその遂行に活かされることを切に願っている。


本研究調査について

「平成期における我が国の交通運輸・観光政策に関する調査研究」
 https://www.jttri.or.jp/research/transportation/heisei.html