GATI SHAKTI VISHWAVIDYALAYA(GSV)との鉄道に関するウェビナー開催報告
- 国際活動
- 他機関との交流
日時 | 2025/4/1(火)13:00 ~ 16:00 |
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開催概要
2025年4月1日(火)、日本時間13:00~16:00に、運輸総合研究所は、GATI SHAKTI VISHWAVIDYALAYA(GSV)と、鉄道をテーマにしたウェビナーを開催しました。
両機関から、会場・オンライン参加合わせて約60名が参加しました。
《ウェビナー開催の経緯》
JTTRIは、2019年にGSVの前身であるNRTIと期間5年のMOUを締結しておりました。2024年初頭に、MOUの期限が切れること、NRTIがGSVとして改組されたことを契機に、GSVからMOUを再締結したいという提案があり、その後2024年8月6日(火)にインド・デリーにてMOU署名式を実施しました。
このMOUに基づく活動の第一弾として、両機関の鉄道に関する研究活動を紹介しあうウェビナーを2025年4月1日(火)に開催することになりました。
《GSVについて》
GSVは、インド鉄道省傘下の大学校であったインド国立鉄道交通大学(NRTI)をもとに、2022年中央大学として改組・設立された大学です。改組・設立後の研究・教育内容は、鉄道関係の人材育成やインド国鉄職員の訓練に加えて、陸・海・空すべての運輸部門を対象としており、常勤教員40名、客員教員50名、学生数840名です。
当日の概要は機関紙「運輸総研だより」Vol.15 2025夏号(P.80)に掲載しています。
クリックするとPDFでご覧いただけます。
当日の結果
1.開会挨拶
・GSVのチョードリー副学長から開会挨拶。
GSVが運輸部門すべてを対象とする大学であることの紹介及び運輸部門の人材育成のため、JTTRIとの協力関係に期待している旨の発言。

チョードリー副学長
・藤﨑主席研究員・研究統括より、JTTRIの概要説明の中で、最近の研究テーマ一覧・発表可能テーマを紹介。

藤﨑主席研究員・研究統括
・富田主任研究員・AIRO次長よりネットワーキングやイベントをはじめとするAIROの活動を紹介。

富田主任研究員・AIRO次長
2.鉄道と都市開発に関する研究活動紹介
GSV:インド国鉄の鉄道安全の取り組み(タッカー学術部長)

タッカー学術部長
JTTRI:日本のTOD事例(武藤主任研究員)

武藤主任研究員
3.鉄道の脱炭素に関する研究活動
JTTRI:運輸部門のシナリオ分析(谷口研究員)、交通分野の水素活用(小御門研究員)

谷口研究員

小御門研究員
GSV:インド国鉄の脱炭素化の取り組み(チンタラ准教授)

チンタラ准教授
4.質疑応答
GSVからは、提案する水素ステーションの整備コストと管理体制についての質問や、日本の人口減少社会における公共交通のあり方及び自動車産業への影響についての質問が、JTTRIからは、インド国鉄が計画している水素列車の導入目標の達成方法に関する質問がなされ、活発な議論が行われました。
5.総括
チョードリー副学長から、このようなウェビナーを今後も継続して開催したいという提案とともに、学生のインターンシップや人材交流への希望にも触れられました。藤﨑研究統括からは、まずはウェビナーを継続的に開催していくことで、双方の研究活動に対する理解をより深め、それを踏まえて具体的な共同活動を検討していくことを提案しました。
このウェビナーの成果として、JTTRIとGSVは、協力関係強化に向け、ウェビナーを継続することになりました。

ウェビナー全景
・GSVのチョードリー副学長から開会挨拶。
GSVが運輸部門すべてを対象とする大学であることの紹介及び運輸部門の人材育成のため、JTTRIとの協力関係に期待している旨の発言。
チョードリー副学長
・藤﨑主席研究員・研究統括より、JTTRIの概要説明の中で、最近の研究テーマ一覧・発表可能テーマを紹介。
藤﨑主席研究員・研究統括
・富田主任研究員・AIRO次長よりネットワーキングやイベントをはじめとするAIROの活動を紹介。

富田主任研究員・AIRO次長
2.鉄道と都市開発に関する研究活動紹介
GSV:インド国鉄の鉄道安全の取り組み(タッカー学術部長)
タッカー学術部長
JTTRI:日本のTOD事例(武藤主任研究員)
武藤主任研究員
3.鉄道の脱炭素に関する研究活動
JTTRI:運輸部門のシナリオ分析(谷口研究員)、交通分野の水素活用(小御門研究員)
谷口研究員
小御門研究員
GSV:インド国鉄の脱炭素化の取り組み(チンタラ准教授)
チンタラ准教授
4.質疑応答
GSVからは、提案する水素ステーションの整備コストと管理体制についての質問や、日本の人口減少社会における公共交通のあり方及び自動車産業への影響についての質問が、JTTRIからは、インド国鉄が計画している水素列車の導入目標の達成方法に関する質問がなされ、活発な議論が行われました。
5.総括
チョードリー副学長から、このようなウェビナーを今後も継続して開催したいという提案とともに、学生のインターンシップや人材交流への希望にも触れられました。藤﨑研究統括からは、まずはウェビナーを継続的に開催していくことで、双方の研究活動に対する理解をより深め、それを踏まえて具体的な共同活動を検討していくことを提案しました。
このウェビナーの成果として、JTTRIとGSVは、協力関係強化に向け、ウェビナーを継続することになりました。
ウェビナー全景