貨物鉄道輸送150年記念セミナー
2050年の日本を支える貨物鉄道の挑戦
~もっと、地球と地域のために~

  • その他シンポジウム等
  • 他機関との交流
  • 鉄道・TOD
  • 物流・ロジスティックス

共催:一般財団法人運輸総合研究所、日本貨物鉄道株式会社

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2023/12/20(水)13:00~15:30
会場・開催形式 ベルサール御成門駅前 (及びオンライン配信(Zoomウェビナー))
テーマ・
プログラム
【基調講演】
鉄道貨物輸送が担ってきた役割と今後への期待
根本 敏則 敬愛大学経済学部 教授

【講演1】
貨物鉄道輸送、歴史からの教訓
坪山 雄樹 
一橋大学大学院経営管理研究科 准教授

【講演2】
欧州における貨物鉄道輸送を巡る潮流と政策動向
土方まりこ
一般財団法人交通経済研究所 調査研究センター
主任研究員

【パネルディスカッション】

コーディネーター
二村真理子
東京女子大学現代教養学部 教授
  
パネリスト
基調講演者・講演者に加え

秋葉 淳一 株式会社フレームワークス 会長

篠部 武嗣 日本貨物鉄道株式会社
取締役兼常務執行役員
経営統括本部長


※会場への来場参加につきましては、定員に達したため締め切りました。
オンライン視聴につきましては引き続きお申込みを受け付けております。

開催概要

 我が国の貨物鉄道輸送は、鉄道開業の翌年1873年(明治6年)915日に、新橋~横浜駅間で貨物列車の運行が開始され、今年で150年の節目の年を迎えました。
 長い歴史の中で、鉄道は海運とともに我が国の物流の主役として社会・経済の発展、国民生活の安定に貢献してきましたが、昭和40年代から急速に進展したモータリゼーションは、トラック輸送の増大に伴い、貨物鉄道輸送の大幅な減少をもたらし、輸送構造に大きな変化を生じさせました。その後、国鉄分割民営化を経て、安全、定時・定型・大量輸送という機関特性と全国の鉄道ネットワークを活かし、今日まで全国一元的な貨物鉄道輸送サービスを担ってきました。
 また、トラックドライバーの担い手不足や物流の「2024年問題」といった喫緊の課題に加え、2050年カーボンニュートラルの実現という社会課題の解決に貢献すべく、労働生産性と環境特性に優れた貨物鉄道輸送への期待が高まっています。
 本セミナーでは、貨物鉄道輸送150年の節目の年に、我が国の貨物鉄道輸送が歩んできた歴史と果たしてきた役割を振り返るとともに、海外における貨物鉄道輸送を巡る動向にも目を向け、中長期的な視点で我が国の貨物鉄道輸送の今後の展望について考えます。

主なSDGs関連項目