交通セキュリティセミナー「交通分野のサイバーセキュリティ対策における経営層の役割」

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Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

主催 一般財団法人 運輸総合研究所
後援 国土交通省、サイバーセキュリティ戦略本部
協力:公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
日時 2019/2/18(月)14:30~18:00
会場・開催形式 ホテル グランドアーク半蔵門 4階 富士東の間
テーマ・
プログラム
交通分野のサイバーセキュリティ対策における経営層の役割

開催概要

 これまでのオリンピック・パラリンピック等の大規模スポーツイベントにおいては、多数のサイバー攻撃を受けており、東京2020大会においても同様に攻撃を受けることが懸念されております。
 また、海外においては公共交通機関を狙ったサイバー攻撃が発生しており、その攻撃内容を見ると、これまで安全と考えられていたクローズドネットワークにまで被害が拡大するなど、近年は攻撃手法が多様化してきています。2019年から2020年にかけて大規模スポーツイベントが開催予定であり、巨大なサイバー攻撃が発生すれば、大会の運営等に甚大な損害を及ぼすことからその対策が喫緊の課題となっています。
 このような状況を踏まえ、セキュリティの専門家である名和利男氏と山崎文明氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の舘剛司氏をお招きし、経営層に向けて、サイバー攻撃の脅威に対する意識の向上と対策の促進を図るべく、ご講演を頂きました。講演後の質疑では、現在導入しているシステムのリスク等に関する質問が出るなど活発な議論がなされました。
 当日はクローズドでの開催となりましたが、鉄道、航空分野の交通事業者の経営層を始めとする約80人の方々に参加いただき、盛況なセミナーとなりました。


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主な参加者

参加者数:80名

プログラム

開会挨拶
春成 誠<br>一般財団法人運輸総合研究所 理事長

春成 誠
一般財団法人運輸総合研究所 理事長

講演
舘 剛司<br>公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジーサービス局 局長

舘 剛司
公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジーサービス局 局長

《経歴》
民間企業に入社後、次世代IPネットワーク、サイバーセキュリティなどの研究開発に従事。東京2020大会では、運営に必要なネットワーク、情報システム等技術全般に関する計画の策定、開発、運用などを統括。

講演資料

講演
山崎 文明<br>情報安全保障研究所 主席研究員

山崎 文明
情報安全保障研究所 主席研究員

《経歴》
システム監査、ネットワークセキュリティ、情報セキュリティポリシー、個人情報保護に関する専門家として、情報セキュリティに関する政府関連委員会委員を歴任。

講演資料

講演
名和 利男<br>株式会社 サイバーディフェンス研究所<br>専務理事 上級分析官

名和 利男
株式会社 サイバーディフェンス研究所
専務理事 上級分析官

《経歴》
海上自衛隊及び航空自衛隊においてセキュリティ担当業務に従事したのち、民間企業での経験を経て、CSIRT構築及びサイバー演習の国内第一人者として、サイバーセキュリティ業界をけん引。

講演資料