海上輸送の活用方策に関する研究-フェリー・RORO船によるモーダルシフトの推進-

  • 海事・港湾

研究期間:2011 - 2014

目的

 本研究では、品目別に県間ODの貨物輸送分担率から、海上輸送へのモーダルシフトの可能性がある品目の検討や物流関係者へのヒアリング調査をもとに海上輸送へのモーダルシフトの可能性を検討することを目的としている。

背景

 海上輸送は、トンキロベースでわが国の輸送の約3割を占め、国内貨物輸送の重要な地位を担っている。昨今の地球環境問題を背景とし、モーダルシフト推進のために海上輸送を積極的に使おうという動きもある。しかしながら海上輸送の分担率は年々減少傾向を示し、モーダルシフトは思うように進んでいない。

研究概要

1.貨物輸送の実態把握
2.荷主の内航海運利用の意向調査
3.貨物輸送の現状と課題のまとめ
4.内航海運活性化へ向けた施策の提案

講演・発表

運輸総合研究所での発表

発表年月 講演イベント名 テーマ
2012.05 研究報告会 「第31回 運輸政策研究所 研究報告会」
2013.05 研究報告会 「第33回 運輸政策研究所 研究報告会」

研究成果の社会貢献

新潟県より、港湾利用促進策についての参考情報として研究内容の問い合わせを受けた。(2012.6)