自働化・AI化による我が国港湾の効率性向上に関する研究

  • 海事・港湾

研究期間:2018 - 2019

(瀬賀 康浩 ~ ’19年7月)

研究概要

少子高齢化が進展するわが国において、港湾における労働者確保は今後困難になっていくことが想定される。そのための一方策として、国が取り組みを進めるAIターミナル政策など、コンテナターミナルの自働化が挙げられる。しかしながら、他国の大港湾の多くが自働化設備を導入する中、わが国での自働化設備の導入例は名古屋港の一ターミナルのみであり、普及が進んでいない。この理由に関し、効率性という観点でターミナル毎に定量的な解析を実施し、考察を行った。併せて、今後自働化設備の導入が望ましいと思われる港湾について、港湾単位での効率性指標を基に検討を試みた。