物流データと輸送器具との情報連携に関する研究調査

  • 物流・ロジスティックス

研究期間:2023 -

大森 孝生

研究概要

商品の流通過程においては、多種多様な梱包・輸送容器で商品が輸送され、外部から中身が容易に確認できない。異なる荷主や輸送器具単位で個別のID が付与され、商品・梱包・輸送器具・輸送手段の階層構造がデータで連携できていないケースが多い。標準化されつつある輸送器具(パレット、カゴ車など)を軸に、個別の商品と、パッケージ・通い箱の個別ID やそれらを運ぶ輸送手段の位置・時間情報を階層構造で結びつけ、トレーサビリティ強化、物流見える化の事例を考察。
QR コード、RFID(UHF/NFC)、トラッキングデバイスを活用した物流データと、パレット、カゴ車などの輸送器具との情報連携方策について研究調査を行う。