トピックモデルを用いた訪日外国人周遊分析

学術研究論文

公開日:2020年9月24日

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著者 広島大学院工学研究科社会基盤環境工学専攻
辰巳嘉大
博士(工学) 広島大学院工学研究科准教授
塚井誠人
概要 インバウンド観光の実態把握と政策立案のため,国土交通省は,訪日外国人流動データ(以下FFデータ) を作成した.FFデータは周遊パターンや訪日目的などの多くの属性を記録しているが,その膨大な情報を効 果的に政策立案に結びつけるには,先験知識によらず,代表的なパターンを抽出する手法の開発が必要で ある.本研究では,トピックモデルをFFデータに適用することで,訪日外国人の周遊特性をパターン抽出す るとともに,経年分析した.その結果,年次間で共通するトピックのほか,関東や関西を周遊先に含む旅行 が様々な地方を周遊するように経年変化する傾向が抽出され,同手法の有効性が示された.
掲載記事PDF 冊子版:79号
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