シェア型自動運転車の運行効率の都市構造依存性_
学術研究論文
公開日:2018年10月22日
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著者 | 筑波大学大学院システム情報工学研究科修士課程 東 達志 修士(社会工学) 独立行政法人都市再生機構東日本都市再生本部基盤整備計画部基盤統括課 香月秀仁 工学博士 筑波大学システム情報系社会工学域教授 谷口 守 |
概要 | 近年の技術革新に伴い,自動運転車によるシェア交通サービス(以下,Shared-adus)の実現が目指されており,誰でも利用できる利便性の高い交通サービスとして期待されている. Shared-adusの普及を見据え,効率的な運行方式や,現在都市機能集約が目指されている都市計画側からの新たな対応が求められるが,都市構造がShared-adusの運行効率に与える影響は不明である. 本研究では,都市機能が特定地域にどれだけ集約しているかを示す「都市機能集約度」がShared-adusの運行効率に与える影響を分析した. その結果,1)都市機能を集約するほどライドシェアは成立しやすくなるが,2)必要車両台数や車両走行時間は増加することが示された. また,3)その影響は都市形態間で差異があることも明らかになった. |
掲載記事PDF | 冊子版:77号 |
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