「第9回 International Conference on Tourism Research 2026」への参加報告

  • 国際活動
  • 他機関との交流

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2026/4/16(木) 〜 17(金)

開催概要

 2026年4月16日-17日に、ポルトガル・リスボンにて、International Conference on Tourism Research(観光研究国際大会。ICTR)2026が開催され、当研究所から1名が発表参加しました。本大会は、観光分野における主要な課題について研究者および実務家が議論を行う国際学術会議であり、今回の焦点は持続可能かつ責任ある観光でした。Academic Conferences and Publishing International(ACPI)が毎年主催しており、今回は第9回目の開催に当たります。

当日の結果

 当研究所 のシャー・サイード・アリフ・フセイン研究員は、「ソーシャルメディアプラットフォーム間における日本旅行行程の動画への関与に関する分析」(原文は英語)と題して研究発表を行いました。その概要は、日本旅行行程を扱う動画に対する視聴者コメントを対象に、高度な大規模言語モデルを用いてYouTube、TikTok及びInstagramというプラットフォームにおける視聴者の関与の差異を分析した結果、YouTubeでは旅行計画や訪問意図に関する詳細な反応が多く見られた一方、TikTokおよびInstagramでは短文かつ感情的な反応が中心であることが確認されたというものです。

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   発表するARIF研究員

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                YouTubeコメントのトピック分析結果


質疑では、分析結果の妥当性を検証するために複数の感情分析モデルを追加すべき、また、より詳細な分析のために動画サンプルを拡張すべきでとの意見に対して、アリフ研究員は、今後、追加のモデルを用いて検証をし、分析対象となるコメント数を増やすため動画サンプルを拡張する予定である旨を回答しました。

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  質疑に対応するARIF研究員


なお、本研究は査読付きオープンアクセスの大会発表録として公開されており、以下のリンクより閲覧可能です。
https://papers.academic-conferences.org/index.php/ictr/article/view/4417


2025年5月の当研究所第56回研究報告会におけるアリフ研究員の発表内容を発展させた研究成果です。
第56回研究報告会詳細ページ:
https://www.jttri.or.jp/events/2025/sympo56.html#event_result