宿利会長の「日印フォーラム(India Japan Forum)2025」での講演
- 国際活動
- 他機関との交流

| 日時 | 2025/12/7(日) 〜 8(月) |
|---|
開催概要
2025年12月7日(日)及び8日(月)にデリー市内のホテルで開催された「日印フォーラム(India Japan Forum)2025」において、当研究所からは主催者から招待を受けた宿利会長(一般社団法人国際高速鉄道協会理事長及び日本海事センター会長を兼務)が講演を行うと共に、パネルディスカッションに参加しました。
日印フォーラムは、インド政府外務省とインドのシンクタンク「Ananta Centre」が共催し、両国の政府関係者、ビジネスリーダー、学識経験者等を招いて、日印関係のさらなる深化・強化を目的に、経済、技術、外交、安全保障、社会・文化など多岐にわたる分野で専門家同士が活発な意見交換を行う場となっています。
当日の結果
1. オープニングセッション
オープニングセッションでは、茂木外務大臣が高市政権下で引き続きインドとパートナー関係を強化していく旨ビデオメッセージで述べられた後、インド側はジャイシャンカル外務大臣が基調講演を行い、国際秩序が変動し経済安全保障の重要性が近年格段に増す中で、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」において日印両国がハイレベルの対話を通じて信頼関係を深め、協力を進めていくことが極めて重要である旨を述べられました。

茂木外務大臣のビデオメッセージ

ジャイシャンカル外務大臣による基調講演
2. セッション5 「Third Horizon: Expanding Bilateral Cooperation Across Borders(第三段階:国境を越えた二国間協力の拡大)」
(1) 宿利会長による講演(プレゼンテーション)

宿利会長プレゼンテーション

宿利会長プレゼンテーションの様子
宿利会長から、運輸総合研究所について、その活動目的と活動概要を簡潔に説明した上で、「日印協力のこれまでの成果及び今後の協力分野の拡大並びに第三国展開の可能性」を中心としたプレゼンテーションを行いました。
<概要>
① 日印協力について、40年以上にわたるマルチ・スズキをはじめとして、日本はデリーメトロ、ムンバイ・アーメダバード高速鉄道、デリー・ムンバイ貨物専用鉄道といったこれまでの鉄道分野での実績に加え、
② 今後は造船を含む海事分野、脱炭素やデジタル技術を活用したスマートモビリティといった運輸交通分野でも日印協力が進む可能性があり、
③ これらの中には将来的にインドを越えた第三国における協力につながる可能性がある
と発表の後、日印両国は共同して輝かしい未来を形作っていくことができる旨述べて締めくりました。
<宿利会長略歴及び講演資料はこちら>
・講演者略歴
・講演(英文)
・講演(和文仮訳)
・プレゼンテーション資料
<質疑応答>

質問に回答する宿利会長
モデレーターJoshi氏の「日印間の今後の更なる協力に関し、運輸総合研究所はどのような役割、貢献をすることが可能と考えるか」との質問に対し、宿利会長は、
・7年前の会長職就任以来、交通運輸・観光分野に関する研究所の活動範囲を拡げ、2021年にタイ・バンコクに拠点を設け相手国ニーズをより密に踏まえた調査協力を行ってきましたが、
・日印協力をより一層強化する必要性に鑑み、第三国への協調した協力等、従前の信頼関係を踏まえさらに高いレベルで両国間で協力を行うため、様々な取組によって今後活動を更に充実させて行いく旨を回答しました。
(2) パネルディスカッション
パネルディスカッションでは以下の議論が交わされました。
・日印協力は、インド国内での生産や産業育成を通じて第三国への展開につながる実績を生み出しており、今後はインド周辺国や他地域での共同協力へと発展する可能性あること。
・インドは、支援を受ける側と提供する側の双方の立場を理解できる強みを有しており、同じ海洋国家である日本とともに、FOIPのビジョンの下で海洋安全保障や地域の安定に貢献し得ること。
・日印両国は信頼に基づく相互補完関係を背景に、中東、アフリカ、周辺国等において第三国協力を進める余地があり、そのためには投資環境整備やサプライチェーン強靭化を含む制度面での取組が重要であること。
<パネリスト>

ワドワ(Wadhwa)元駐日大使

イグナシオ(Ignacio) 駐印フィリピン大使

インド財団運営評議会 マズンダル(Mazumdar)氏

元スリランカ閣僚 モラゴダ(Moragoda)氏

長宗 経済産業省参事 ニューデリー産業調査員

J-Curve Ventures社CEO Joshi氏(モデレーター)
オープニングセッションでは、茂木外務大臣が高市政権下で引き続きインドとパートナー関係を強化していく旨ビデオメッセージで述べられた後、インド側はジャイシャンカル外務大臣が基調講演を行い、国際秩序が変動し経済安全保障の重要性が近年格段に増す中で、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」において日印両国がハイレベルの対話を通じて信頼関係を深め、協力を進めていくことが極めて重要である旨を述べられました。
茂木外務大臣のビデオメッセージ
ジャイシャンカル外務大臣による基調講演
2. セッション5 「Third Horizon: Expanding Bilateral Cooperation Across Borders(第三段階:国境を越えた二国間協力の拡大)」
(1) 宿利会長による講演(プレゼンテーション)
宿利会長プレゼンテーション
宿利会長プレゼンテーションの様子
宿利会長から、運輸総合研究所について、その活動目的と活動概要を簡潔に説明した上で、「日印協力のこれまでの成果及び今後の協力分野の拡大並びに第三国展開の可能性」を中心としたプレゼンテーションを行いました。
<概要>
① 日印協力について、40年以上にわたるマルチ・スズキをはじめとして、日本はデリーメトロ、ムンバイ・アーメダバード高速鉄道、デリー・ムンバイ貨物専用鉄道といったこれまでの鉄道分野での実績に加え、
② 今後は造船を含む海事分野、脱炭素やデジタル技術を活用したスマートモビリティといった運輸交通分野でも日印協力が進む可能性があり、
③ これらの中には将来的にインドを越えた第三国における協力につながる可能性がある
と発表の後、日印両国は共同して輝かしい未来を形作っていくことができる旨述べて締めくりました。
<宿利会長略歴及び講演資料はこちら>
・講演者略歴
・講演(英文)
・講演(和文仮訳)
・プレゼンテーション資料
<質疑応答>
質問に回答する宿利会長
モデレーターJoshi氏の「日印間の今後の更なる協力に関し、運輸総合研究所はどのような役割、貢献をすることが可能と考えるか」との質問に対し、宿利会長は、
・7年前の会長職就任以来、交通運輸・観光分野に関する研究所の活動範囲を拡げ、2021年にタイ・バンコクに拠点を設け相手国ニーズをより密に踏まえた調査協力を行ってきましたが、
・日印協力をより一層強化する必要性に鑑み、第三国への協調した協力等、従前の信頼関係を踏まえさらに高いレベルで両国間で協力を行うため、様々な取組によって今後活動を更に充実させて行いく旨を回答しました。
(2) パネルディスカッション
パネルディスカッションでは以下の議論が交わされました。
・日印協力は、インド国内での生産や産業育成を通じて第三国への展開につながる実績を生み出しており、今後はインド周辺国や他地域での共同協力へと発展する可能性あること。
・インドは、支援を受ける側と提供する側の双方の立場を理解できる強みを有しており、同じ海洋国家である日本とともに、FOIPのビジョンの下で海洋安全保障や地域の安定に貢献し得ること。
・日印両国は信頼に基づく相互補完関係を背景に、中東、アフリカ、周辺国等において第三国協力を進める余地があり、そのためには投資環境整備やサプライチェーン強靭化を含む制度面での取組が重要であること。
<パネリスト>
ワドワ(Wadhwa)元駐日大使
イグナシオ(Ignacio) 駐印フィリピン大使

インド財団運営評議会 マズンダル(Mazumdar)氏

元スリランカ閣僚 モラゴダ(Moragoda)氏
長宗 経済産業省参事 ニューデリー産業調査員
J-Curve Ventures社CEO Joshi氏(モデレーター)


