アメリカ航空市場の現状と今後の展望 ― 市場の最新動向とLCCサービスの持続可能性 ―(仮)

  • 運輸政策コロキウム
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第163回運輸政策コロキウム ~ワシントン・レポートXXI~

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2025/9/11(木)13:00~14:30
会場・開催形式 オンライン配信(Zoomウェビナー)
開催回 第163回
テーマ・
プログラム
【発表及びコメント】
 発 表 者   :  福原 和弥 ワシントン国際問題研究所 主任研究員/次長
 コメンテーター :  花岡 伸也  東京科学大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 教授

【ディスカッション】
 コーディネーター:  屋井 鉄雄  運輸総合研究所 所長

開催概要

 アメリカの航空市場は、旅客需要がパンデミック前の水準を回復した一方で、需要構造の変化や収益性の低下といった新たな課題にも直面しており、特にLCCの経営環境は厳しさを増しています。また、航空安全に関する事案、機材の供給遅延、人材不足など、さまざまな構造的課題も顕在化しています。さらに、第2次トランプ政権の外交・通商政策の動向も、航空需要や国際路線の運営に影響を及ぼす可能性があるものとして注目されています。
 本報告では、ワシントン国際問題研究所が毎年定点観測的に実施しているアメリカ航空産業の需給状況等に関する調査結果を基に、2024年のアメリカ航空市場の概況を整理したうえで、航空政策や産業構造に関する直近の動向を解説します。これに加え、アメリカのLCCモデルが直面する課題や各社の戦略的対応などの動向を踏まえ、同モデルの持続可能性に向けた展望を考察します。

主なSDGs関連項目