トレーニングセッション“Visioning and Backcasting Tools Training”の開催について

  • 国際活動

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

主催 運輸政策研究機構・インドネシア運輸省・インドネシア交通学会
日時 2013/3/19(火) 〜 20(水)10:00~15:00
会場・開催形式 Red Top Hotel (ジャカルタ)

開催概要

 当機構では2011年より、地球温暖化を考慮したASEAN初の長期的な交通政策の提言を行うことを目的に、ASEAN各国等の研究機関や研究者と連携して国際研究プロジェクト「地球温暖化を踏まえたASEANの長期交通行動計画に関する研究」を行っている。

 このトレーニングセッションは、この研究プロジェクトで用いている評価手法であるバックキャスティングアプローチを、インドネシア運輸省の行政官に学ばせたいという、インドネシア運輸省・インドネシア交通学会の依頼により、開催したものである。

 トレーニングセッションは2日間開催され、1日目はインドネシア運輸省アリテナン大臣補佐官の開会の挨拶によりはじまった。続いて、インドネシアの交通の現状やバックキャスティングアプローチの理論に関する講義が行われた。2日目は、参加者に、運輸政策研究機構が開発しているバックキャスティングツールを用いて、将来のインドネシアの運輸部門からのCO2排出量を削減するために必要となる政策を選んでもらった。また、政策を選択した理由や、実現可能性に関する活発なディスカッションが行われた。

主な参加者

参加者数:42名

プログラム

3月19日 開会挨拶

アリテナン大臣補佐官 (インドネシア運輸省)
髙田陽介(運輸政策研究機構)

3月19日 講義

松岡 巌(運輸政策研究機構)
バックキャスティング・ビジョニングの理論

パリケシット教授(ガジャマダ大学・インドネシア交通学会会長)
インドネシアの交通の現状

3月20日 講義

松岡巌(運輸政策研究機構)
バックキャスティングツールの操作方法
ケーススタディ

当日の結果

当日の様子を写真(pdfファイル:374KB)でご覧いただけます。