UN持続可能な開発会議 サイドイベント

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Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2012/6/15(金)13:30~15:30
会場・開催形式 Rio Centro (ブラジル、リオデジャネイロ)

開催概要

 1992年に開催された国連環境開発会議から20周年を迎える2012年に、ブラジル・リオデジャネイロにおいて開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」において、運輸政策研究機構は、国際鉄道連合(UIC)、国際公共交通連合(UITP)等との共催で、今後の持続可能な交通のあり方に関するサイドイベントを開催した。
 運輸政策研究機構からは、2008年度~2010年度に同機構が行った国際研究プロジェクト「低炭素社会における交通体系に関する研究」の成果を示し、交通分野の抜本的なCO2排出削減を行うためには、今後の技術開発だけでは不十分であり、大規模なモーダルシフトや行動変化が必要であることや、長期的な行動計画の作成が必要であることを訴え、現在ASEANの長期交通行動計画の研究を行っていることを述べるとともに、都市間交通の持続可能な発展の鍵となる高速鉄道について、運輸政策研究機構が行っている、インドにおける高速鉄道網の将来ビジョンに関する研究の成果等を元に、新興国における高速鉄道の導入の必要性・可能性についてのプレゼンテーションを行った。

主な参加者

参加者数:約70名

プログラム

司会・基調講演

Alexander Veitch
国際鉄道連合(UIC) 持続可能な開発ユニット長

プレゼンテーション

Philip Turner
国際公共交通連合(UITP) 持続可能な開発マネージャー

Holger Dalkmann
世界資源研究所(WRI) エンバーク部長

高田陽介
運輸政策研究機構 国際問題研究所 国際業務室長

Judit Sándor
欧州鉄道産業連盟 持続可能性・環境マネージャー

Fernando Sanches
EDLP

当日の結果

当日の様子を写真(pdfファイル:89kB)でご覧いただけます。