国際問題研究所２０周年記念セミナー　アジアのＬＣＣと日本のインバウンド観光 ～我が国におけるＬＣＣの発展と観光振興の鍵を探る～

主催	運輸政策研究機構国際問題研究所
日時	2011/10/11（火）13:30～18:00
会場・開催形式	都市センターホテル5F「オリオン」 （東京）

開催概要

　これまで欧米を中心に発達をしてきた低価格航空会社（LCC）は、近年アジア航空市場において著しい成長を遂げつつあり、我が国においても、急激にLCCの乗り入れや新規立ち上げの動きが加速しています。LCCの発展は、我が国の航空市場や航空政策に大きな変革をもたらすだけでなく、観光を中心とした新たな旅客需要を掘り起こし、アジア等の諸外国から我が国へのインバウンド観光振興にも大きく寄与するものと期待されています。
　そこで、本セミナーでは、こうしたLCCを巡る様々な動きを踏まえ、内外の学識経験者やLCCのトップを招聘して、LCCの現状と将来、そしてLCCが我が国航空市場やインバウンド観光にもたらすインパクト等についてご講演いただきました。また、パネルディスカッションでは、アジアにおけるLCC事業の成功の鍵は何か、政府等に対する要望は何か、東北大震災からの復興にLCCはどう貢献できるか等について活発な議論が行われました。

主な参加者

プログラム

主催者挨拶	鷲頭　誠 （財）運輸政策研究機構　国際問題研究所　所長 講演資料
第一部 基調講演	ケネス・バトン ジョージメーソン大学教授 「世界の航空市場の現状と将来」 講演資料
第一部 基調講演	ブルース･ブキャナン ジェットスターグループCEO 「アジア航空市場の将来」 講演資料
第一部 基調講演	井上　慎一 Peach Aviation（株）代表取締役CEO 「日本版LCCの将来ビジョン」 講演資料
第一部 基調講演	原　忠之 セントラルフロリダ大学　ホスピタリティ経営学部副学部長 「LCCが観光に与える影響について」 講演資料
第二部 パネルディスカッション	「日本航空市場におけるLCCの発展とインバウンド観光促進の鍵は何か」 モデレーター 山内弘隆　 一橋大学大学院商学研究科教授 パネリスト 基調講演者4名

当日の結果